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ワンタイムパスワードを利用する場合


ワンタイムパスワードの概要と「エプソンの会計ポータル」へのログイン時にワンタイムパスワードを利用する場合の準備について説明します。

reference ワンタイムパスワード認証設定とは

reference ワンタイムパスワードを生成するためのアプリケーションのインストール

reference ワンタイムパスワード利用の初期設定とログイン

ワンタイムパスワード認証設定とは

ワンタイムパスワードとは、一定時間ごとに変更される1回限りのパスワードのことです。

エプソンの会計ポータルではお客様番号とパスワードによるセキュリティ管理を行っていますが、ワンタイムパスワード認証を使用すると認証する毎に毎回パスワードが変わるため、より安全性を高めることができます。


ワンタイムパスワード認証では、お客様がお使いのスマートフォンで生成されるワンタイムパスワードを入力します。したがって、スマートフォンをお使いいただけることが前提となります。

ワンタイムパスワードを有効化するためには、お使いのスマートフォンにワンタイムパスワードを生成するためのアプリケーションのインストールが必要です。
ワンタイムパスワードを利用する会計事務所と顧問先毎に、それぞれでインストールを行ってください。

ワンタイムパスワードを生成するためのアプリケーション(ワンタイムパスワード認証アプリ)は、弊社が開発・サポートしているものでありません。会計事務所と顧問先のユーザー様毎にワンタイムパスワード認証アプリの開発会社の利用規約に同意していただき、ご利用いただきますようお願いいたします。

ワンタイムパスワード認証アプリを第三者が閲覧できないように、スマートフォンの開発会社が提供する本体ロック機能や紛失対策を行っていただきますようお願いいたします。


ワンタイムパスワードを生成するためのアプリケーションのインストール

ワンタイムパスワードを利用する場合は、事前にお使いのスマートフォンに、ワンタイムパスワードを生成するためのアプリケーションをインストールしてください。

ワンタイムパスワードを利用する会計事務所と顧問先は、それぞれでインストールを行ってください。

スマートフォン認証アプリ:Google Authenticator(iOS)、Google認証システム(Android)

Google Authenticator(iOS)、Google認証システム(Android)は、ワンタイムパスワードの認証に必要なコードを生成して表示するスマートフォン用のアプリケーションです。iPhone やAndroidなどで検索・ダウンロードして利用できます。利用料は無料です。


Google Authenticator(iOS)、Google認証システム(Android)の他、TOTP規格(RFC6238 Time-based One-time Password Algorithm)に準拠している認証アプリでしたら、お使いいただけます。


認証アプリのインストール

例.Google Authenticator(iOS)


1 スマートフォンで「Google Authenticator」(iOS)を検索して入手します。

2 画面の指示通りに認証を済ませると、自動的にインストールされて、「GoogleAuthenticator」(iOS)のショートカットが表示されます。

ワンタイムパスワード利用の初期設定とログイン

ワンタイムパスワード利用のための初期設定方法と、ログインの方法を説明します。

ワンタイムパスワード利用の設定方法

ワンタイムパスワードを利用する場合は、次の処理で初期設定をします。

ワンタイムパスワード利用の設定(チェックを付ける)は、利用者本人でなければできません。

ユーザー情報の登録・変更

担当者情報の登録


ユーザー登録を例にして説明します。


1 ユーザー登録画面で、「□ワンタイムパスワードを利用する」にチェックを付けます。
ユーザー登録の項目の入力が終わりましたら、[次へ進む]をクリックします。

2 表示された二次元コードをAuthenticator(スマートデバイス等の認証アプリ)で読み取って、[ワンタイムパスワード入力へ進む]をクリックします。

認証アプリ側では、右下の[ Kpicon_11 ]をタップ→[QRコードをスキャン]をタップして、二次元コードを読み取ります。

3 認証アプリに表示されている6桁の数字を入力して、[確定]をクリックします。
6桁の数字は定期的に更新されますので、最新の数字を入力してください。

以上で、ワンタイムパスワードの初期設定は終了です。


ワンタイムパスワードの利用をやめたい場合は、「□ワンタイムパスワードを利用する」のチェックを外してください。


ワンタイムパスワード利用したログイン方法

ワンタイムパスワードを利用している場合は、ログイン時にワンタイムパスワードの入力が必要です。


1 ログイン時にワンタイムパスワード入力画面が表示されます。
認証アプリに表示されている6桁の数字を入力して、[確定]をクリックしてください。

6桁の数字は定期的に更新されますので、最新の数字を入力してください。

ワンタイムパスワード認証ができない場合の対応方法

ワンタイムパスワード認証ができない場合は、次のようにしてください。

ワンタイムパスワード初期設定時

ワンタイムパスワード利用設定(あり→なし)の変更

ワンタイムパスワード初期設定時

初期設定が完了後、最初のログイン時にワンタイムパスワード認証ができない場合は、次のようにしてください。


1 ワンタイムパスワード入力の画面で、[キャンセル]をクリックします。

2 ワンタイムパスワード設定の画面で、[キャンセル]をクリックします。

3 次の画面で、[OK]をクリックすると、「□ワンタイムパスワードを利用する」のチェックを外して、お客様の情報が登録されます。

ワンタイムパスワード利用設定(あり→なし)の変更

ワンタイムパスワード認証ができない場合は、ログインができません。

そのため、ワンタイムパスワード認証を利用する場合は、本人以外の管理者(担当者管理の権限がある担当者・ワンタイムパスワード利用なし)をあらかじめ登録しておいてください。


ワンタイムパスワード認証ができなくなったときは、次の手順で利用設定を変更してください。


1 本人以外の管理者(担当者管理の権限がある担当者)のお客様番号でログインします。

2 [担当者一覧・追加]で、変更したい担当者の[詳細]をクリックします。

3 担当者登録情報画面で[編集]をクリックします。

4 担当者登録情報変更画面で、「 Kpicon_12 ワンタイムパスワードを利用する」のチェックを外して、[変更する]をクリックします。

5 以上が完了すると、本人がワンタイムパスワード認証なしでログインできるようになります。
必要に応じて、本人のワンタイムパスワード利用の設定をしてください。「利用しない→利用する」への変更は、本人以外はできません。

ワンタイムパスワード認証アプリ 二次元コードの再発行

ワンタイムパスワード認証アプリで表示しているワンタイムパスワードを削除してしまった場合は、該当ユーザーのワンタイムパスワードの利用を「利用しない」→「利用する」に変更して、二次元コードを再発行してください。

スマートフォンの機種変更、認証アプリを削除した場合

スマートフォンを機種変更した場合やスマートフォンのワンタイムパスワード認証アプリを削除した場合は、次のようにしてください。


1 ユーザー(担当者)情報の変更で、該当ユーザーのワンタイムパスワード認証を「利用しない」にします。

2 スマートフォンにワンタイムパスワードを生成するためのアプリケーションをインストールします。
reference ワンタイムパスワードを生成するためのアプリケーションのインストール

3 ユーザー(担当者)情報の変更でワンタイムパスワード認証を「利用する」にして、二次元コードの生成からの処理をやり直してください。

スマートフォンが壊れてしまった場合

スマートフォンが壊れてしまった場合は、ワンタイムパスワード認証は行えません。

ユーザー(担当者)情報の編集で、該当ユーザーのワンタイムパスワード認証を「利用しない」にしてください

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